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ダクトウォールキット

ダクトウォールキットType2 サイズ選定のコツ

こんにちは、互換屋です。

2025/6/7(土)となりのモケイフェスティバル7

2025/6/8(日)八展2025

に、お邪魔させて頂きました。互換屋卓までお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

さて、イベントに持参展示していた「ダクトウォールキットType2」ですが、ご注文時のサイズ選定についてのご質問も多かったので、注意点などを改めて説明させて頂きます。

ダクトキットType2は、パーツ単位でご購入いただけるようにしておりますが、基本セットとして次の4種類を用意しております。

・min.セット(最小構成のミニマムセットです)
・Sセット
・Mセット
・Lセット

設置場所の「窓枠の高さ」を測り、上記4セットの各調整範囲に収まる場合は、何れかのセットを1つ購入するだけで疑似壁が構築できますが、単体部品を追加購入しなければならない場合としては、
基本的に、

1.長さが足りない。(セットの調整範囲に収まらない)
2.排気管を2本付けたい。(排気口を2口にしたい)

の2パターンになるかと思います。

窓枠サイズの全長に収まるパーツ構成で、セットに何の部品を追加すれば良いのかが分かりやすいように、

「窓高 対応サイズ一覧表」というものを公開しております。(イベントでもこの表で説明しておりました。)

ダクトウォールキットType2窓高対応一覧表
※互換屋WEBショップの商品説明内でもダウンロードして頂けます。
ダクトウォールキットType2 窓高 対応サイズ一覧表

この表の見方は、

一番右の「窓高」欄から、設置しようとしているサッシ窓枠の高さサイズが当てはまる所を探すと、どのセットとどの部品を追加購入すれば良いのかが分かるようになっています。

ここで、1点注意して頂きたいのは、ダクトウォールキットType2は「+方向(延びる方向)」には調整範囲を持っていますが、「-方向(縮む方向)」には調整範囲を持っていません。

窓枠サイズが、一覧表の「寸法範囲の中間付近」の場合は、あまり気にする必要はありませんが、寸法範囲の最小値と窓枠サイズが同じ場合、注意が必要です。

例えば、窓枠サイズを正確に測って「600mm」だった場合、表を見ると「Sセット」が「600~760mm」となっている為、600mm~の「Sセット」を買えば良い。となる所ですが、実際には600mmの物を600mmの幅の所に±ゼロで嵌め合うのは難しくなる場合があります。

窓サッシ側部品にも厳密には製品公差もありますし建付け上の歪などもあるかもしれません。
ダクトウォールキットの部品側にも当然ながら加工公差が存在しますので、最悪の場合、窓サッシ側公差がマイナスで製造されたロットとダクトウォールキットがプラス公差で加工されたロットの組合せであった場合、その窓サッシ枠にダクトキットはハマらない(場合がある)という事になります。
仮に、どちらも±0公差で仕上がった物同士であったとしても、通常は公差ゼロ同士の物を嵌め合う事はかなり至難の業になるかと思います。

以上の事から、
「窓枠高さの測定値」が、「窓高対応サイズ一覧表の最小値」と同じ寸法であった場合、1つ短いセット、組合せを選定する事をお勧めいたします。

窓高さ600mmであった場合、「Sセット(600~760mm)」を選択するのではなく、
「min.セット+パネル120+パネル120(+ジョイント金具×2個)」の調整範囲540~780mmを選定し、設置の際に600mmに調整組立てて窓枠に取付ける。

というのが良いです。

ダクトウォールキットType2に同梱されている組立て設置の説明書にも、組み立てる際に、測定した窓枠サイズより、一旦、5~10mm程度短く組み立てて、パネルやエンド金具のどこか一か所だけのネジ2本を緩めておき、いよいよ窓枠に設置する際に、上下で突っ張るようにした状態で緩めておいたネジを締める。

という施工で説明しています。(上側で調整する方が、持ち上げる重さが軽くなる為、作業性は良いです。)

以上、ダクトウォールキットType2の選定注意点の説明でした。

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