こんにちは、互換屋です。
この度、互換ブース スタンダードタイプ/スリムタイプの排気ユニットが新型（改良型）となります。
※2021/5月以降の出荷分より新型を同梱付属の予定となり、互換ブース スタンダードV2/スリムV2となります。
旧タイプと新型の一番の違いは「低速運転領域での周波数発振音」です。
これまでの排気ユニットに採用していたPWMコントロール基板は、コスト優先で、海外メーカー製の既成品を仕入れ、当社内で互換ブースの仕様で動作するように基板上の部品定数を変更したものを実装していました。
今回、このPWMコントロール基板を下記2点の理由から、互換屋で新規開発いたしました。
（新規開発した理由）
1.一昨年前の年末頃より、COVID19の影響で海外からの調達部品（流通）に大幅な遅延が発生し始めた事。
2.昨年春～現在にかけ、流通コストが激高した事。
です。
また、3番目の理由として、これまで幾つかご意見を頂いておりました、
「排気ユニットの低速運転域での所謂「発振音」が耳触りである。」というご意見も踏まえ、
今回、当社で一から回路設計、及びパターン設計を実施する事として、部品の「コスト安定化」「供給安定化」「静音性の実現」を達成いたしました。
「部品コスト安定化」「部品供給安定化」「静音性」を向上しました。
互換屋ロゴ入り
「静音性」については、これまでの排気ユニットでは、ファンの起動～低速域での「ビー」っという発振音がありましたが、その発振音は無くなっております。
回っている事に気が付かないかもしれません。というのは言い過ぎかもしれませんが・・・言い過ぎでした・・・が、そのくらい、嫌な発振音は消えていますので、大分静かになっていると思います。
※ファン自体のモータ回転音やファンブレードの風切り音はしますのでご了承ください。
また、使用デバイスの99％は国産メーカ、または海外の有名（老舗）メーカ製のデバイスを採用しているのと、
基板製造～マウンタ実装工程の100％を日本国内工場での生産に切り替えておりますので、性能と信頼性（品質の安定度）が格段に向上しているかと思います。
採用デバイスの信頼性を確保した為、実際には若干の部品単価アップとなっておりますが、価格は据え置きといたします。
尚、新部品を組み込んだ排気ユニットは排気ユニット型番（銘板シール）が変わります。
補足情報として、本部品は、別途、実装部品の変更でLED照明などのディマーコントロール基板としても転用可能となるように回路、パターン設計していますので、現時点、販売時期等は未定ですが、LED照明用のオプション部品としての販売も検討しております。
※LEDコントロールは模型等に組み込む電飾工作時のLED輝度コントロールなどへの使用も想定した設計としています。
さらなる製品の性能、品質向上を目指して参りますので、今後とも互換ブースをよろしくお願い申し上げます。