こんにちは、互換屋です。
互換屋で販売中の「ダクトウォールキットType2」ですが、発売開始から1年が経ちましたが導入設置されている方も増えてきており、イベントなどでも好評のお声を頂いており有難うございます。
当社製品について説明したいことは細々と沢山あるのですが、なかなかブログ記事の更新が追い付いていない状況で申し訳ございません。
今回は、社内の一部改装に伴い、ダクトウォールキットType2を実際に設置した際の説明をしたいと思います。
1.窓枠高さの測定
まずは、設置する窓枠の高さを測ります。この測定はメジャーなどを使用して正確に測ります。
1222mmでした。
ちなみに、ここは2階ですが、窓に格子が付いています。写真は窓を少し開けた状態ですが、窓ガラスには黒のプラダンを貼付けて遮光しています。
写真の黄色い枠部分にダクトウォールType2を設置します。
良く問合せを頂く所ですが、このダクトウォールは、サッシレールの上に設置して、サッシ窓で挟んで施工するのではなく、
「サッシレールの手前」に設置して使用します。塗装ブースを使用する時は窓ガラスを少し開けて、使用しない時は完全に窓ガラスを閉めて鍵を締める。という使い方をします。
2.ダクトウォールキットType2の仮組立て
サッシ窓の高さを測定した後、その長さより2~3cm短い状態でダクトキットを説明書を読みながら組立てします。
配管の位置をどのあたりにするかも、この時によく検討してキットの各パネルやベースの接続順決めて組立てます。
-----
ダクトウォールキットType2を購入する際は、
「窓高対応サイズ一覧表」を参考に
どの組合せで、どの部品を購入すれば良いかを検討した上でご注文下さい。
-----
今回は、窓枠高さの実寸が「1222mm」でしたので、一覧表で見ると、
「Mセット+パネル120」1020~1260 mm(価格は安い)
「Mセット+パネル300」1200~1440 mm(価格は高い)
のどちらでも取り付け可能ですが、互換ブース2台分の排気口を作る為、ベースを2つ並べる必要がある為、
「Mセット+パネル300」1200~1440 mm の 「パネル300」部分をベースに置き換えた構成とします。
購入する場合は、
「Mセット」×1個
+
部品単体でベース×1個
+
ジョイント金具×1個
の3つを購入する事で、高さ1222mmに2口の排気口を作ることが出来るようになります。
例えば、600パネル部分を、
・「300パネル+ベース」に置き換える事で、600パネル部分に一口の排気口を作ることが出来ます。
・「ベース+ベース」に置き換える事で、600パネル部分に2口の排気口を作ることが出来ます。
※パネルやベースを接続する為には、必ず別売りのジョイント金具が必要になりますのでご注文忘れが無いようにご注意ください。
尚、基本セットのまま設置する場合は、組立に必要な個数分が同梱されています。
今回はサッシ枠にネジを打たずにダクトウォールキットを設置するので、オプションのクッションテープを上下のエンド金具に貼り付けて設置しました。滑り止めにもなります。
ダクトウォールの設置は、本来、内側の窓ガラス側に近い方への設置を推奨しています。
今回の施工例では、本来はサッシ窓の右側の端にダクトウォールキットType2を設置することが望ましいです。
理由は、窓ガラスとダクトウォールの距離が短い(隙間が狭い)方が、窓ガラスとダクトウォールの間の隙間の目貼りをするのが簡単だからです。
3.設置
今回の施工場所では、どうしてもサッシ窓の左端(窓ガラスが外側で遠い方)に設置する必要があったので、目貼りの方法として、ダクトウォールの側面にプラダンを貼付けて、そのプラダンと窓ガラスの間にスポンジテープで目貼りする方法で施工しました。
下の写真の様に、ダクトウォールの側面にプラダンを貼付けて、極力窓ガラスとの隙間が小さくなるようにしておきます。
施工の際の注意点は、強力に張り付く為、ダクトウォールを設置する位置決め1発で決める必要があります。
とりあえず・・・的に、適当に置いてしまうと、べったりと張り付いて外すのに苦労しますので「1発で所定の位置に置く」というのがコツです。
設置する場所に確実に置くようにします。上側は、予め測定実寸より少し短く仮組立てしているので、隙間が空いた状態になっていますので、スライドさせる上側のエンド金具や上側にあるパネルのネジ2本を緩めて、ダクトウォールの上下のエンド金具で突っ張るような形で、サッシ窓の上側の枠に押し付けた状態でネジを締めます。
上下で突っ張ってネジ締めが出来たら、ダクトウォールの周囲の隙間を目貼りします。この時上下のエンド金具もしっかりとテープで固定する事をお勧めします。
写真は養生テープにしていますが、可能であればアルミテープなど粘着力が強いテープで貼り付けるとよりしっかりとした壁になります。
アルミテープは糊残りもしますので、今回は養生テープにしましたが、養生テープは時間経過とともに劣化で剥がれてきますので、定期的に貼り換えをする必要があります。


ご自宅のサッシ窓枠にネジが打てる人は、エンド金具の長孔部分をタッピングビスで固定すると頑丈な設置になります。
長孔になっていますので、ネジを緩めれば、前後位置も調整できるようになっています。
4.目貼り施工
最後にダクトウォールキットと窓ガラスとの隙間をスポンジテープなどでしっかりと目貼りします。
写真のスポンジテープは、100均で販売されている20mm厚のスポンジテープです。
窓ガラスとの隙間が無くなるように貼り付けますので、窓ガラスを擦る感じになるので窓の開け閉めは少し重たくなります。

互換ブース稼働中は室内が負圧になるので、こういう隙間から外気(虫が居たら虫も)がどんどん入ってくるようになるので、目貼りは必須です。
設置完了
窓を開けている様子。
配管をしてしまうと、どこまで開ければ良いか分かりにくくなりますので、開けた状態の窓ガラスの鍵位置付近にテープなどで印をつけておくと便利です。
塗装ブース(互換ブースW600)の設置、配管の様子
遠い方のブース配管には、手動式のダクトダンパーを取付けています。
1台目を動かすと、室内が負圧になり貫通状態になっている2台目を停止していると、その配管を通って外気が室内に入ってきやすくなるため、1台しか使わない時は2台目の配管に簡易的なフタをしているイメージとなります。
以上、互換屋「ダクトウォールキットType2」の設置要領の説明でした。
Type2は部品の組み合わせで設置環境に合わせ色々な構成で組立てる事が出来るのが最大の特徴です。
配管パイプ口径もφ75/φ100/φ125/φ150の4タイプを用意していますので、様々な機器への対応が可能になるかと思います。また、施工例の通り、1つの疑似壁上に、複数の配管を接続する排気口を設ける事が出来る事も特徴の一つになっています。
2台以上の塗装ブース設置、3Dプリンターとの併用など複数サイズを任意に組立てできますので、是非ご検討ください。














